Canadian Association of Pregnancy Support Servicesが作成した「癒しへの会話」というビデオです。女性の嘆き。教会の葛藤。そして、そこに携わる方々の働きがよくわかる動画になっています。
教会は「安全な場所」ではない?
カナダでの統計によると、4人のうち3人は「わたしの中絶の罪は赦されない」と考えているそうです。また半数以上が「中絶の過去を語るには、教会は『安全な場所』とは感じられない」と答えたそうです。
「寛容」と「非寛容」
カトリック聖職者のフルトン・J・シーン(1895-1979)は、
「〈寛容〉は個々の人々に対してのみ適用され、決して真理に対し適用されてはならない。〈非寛容〉は真理に対してのみ適用され、決して個々の人々に対し適用されてはならない。〈寛容〉は誤りを犯している人々に対し適用され、〈非寛容〉は誤りに対し適用される。」 Fulton Sheen, Old Errors and New Labels, 1931. http://japanesebiblewoman.hatenadiary.com/entry/2018/11/29/144943
と言いました。 わたしたちは、「寛容」という名の「妥協や堕落」を恐れる余り、人々に対して「非寛容」の姿勢を取っていたのかも知れません。誤りに対して非寛容でありながら、誤りを犯す人々に寛容であり続けるのはとても困難な道です。 しかし、主イエス・キリストが模範として示した道を、わたしたちも倣う者でありたいと思います。
Written by グリーフケアミニストリーズ 鈴木
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